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ホーム>会員紹介 本コーナーでは、組合員を直接訪問しインタビュー・取材を行い、ヒヤリングした内容を記事にしてお伝えします。 第一回目の今回は、千葉県塗装工業協同組合の事務局をインタビュー・取材を行いました。場所は、千葉市の「プラザ菜の花」で第19回塗装研修会が行われていた会場で、荒金英一理事長、松島雄二前理事長のご両名に、協同組合の生い立ち、発展の経緯、塗装業の魅力、次世代の方へのメッセージなどについて伺いました。 ![]()
------活動のスローガンと具体的な活動・施策を教えてください。 組合再編成当時、千葉県官公庁の塗装案件は東京等の塗装業者が大半を占め、千葉県塗装業者が請け負った仕事は10%程度しかありませんでした。そこで、「県内工事は県内業者へ」をスローガンに打ち立て受注活動を活発に行うことにしました。いろいろな活動行いましたが、大きな成果をもたらしたのば、「需要開発委員会」と「塗装研修会」の継続した活動です。 「需要開発委員会」とは、組合員メンバーが県内の鋼道路橋梁施設、歩道橋や水管橋などの塗装状況について自主的に現地調査を行い、安全・環境面から県の所轄部署に各種の提言を行うものです。まさに、地の利を活かした活動と言えますが、県の所轄部署からは大いに喜ばれています。「塗装研修会」とは賛助会員である塗料・塗装メーカーを講師として、最新の技術・技能を定期的に学習して塗装スキルの維持・向上を目指すものです。今日が第19回目ですが、県の職員の方々にも参加していただいて一緒に勉強して貰うような工夫をしています。 両方とも20年に亘り継続していますが、お陰様を持ちまして今では千葉県官公庁塗装案件の殆どを当組合員の会社で引き受けています。(松島雄二前理事長談)。 -------今後の業界の展望や方向性についてどのようなお考えを持っていますか? 当組合では従来から若手労働者の確保のための諸施策を講じて来ましたが、平成20年度4月より独立行政法人雇用・能力開発機構千葉センターの支援を得て「中小企業人材確保推進事業」を実施中です。その一環として、最近塗装業界イメージ調査を行いましたが、塗装工事業とは"何を目的に、どんな施設を対象に、どんな方法で、塗装を行うのか、そのためにどんな技術や資格が必要なのか"等についての知識が回答者にほとんとなく、賃金レベルや労働条件についての具体的な設問に対して回答選択の判断に迷っている姿が浮き彫りとなりました。 また、回答者の殆どが業界の実情についてよく知らないため、何となく、"仕事はきつく、難しいレベルにあり、残業もあってハードな業界"とのイメージを持っていることが分かりました。 一方で、回答者の半数近くが、「将来性のある業界」であると答え、塗装工事業が社会生活の基盤維持の役割を果たしており、社会性、公共性が高く必要不可欠な業界であると認識している様子を窺い知ることができました。 本組合としては、今後広報活動の充実を図り塗装工業界の実情を広く社会全体に知らしめると同時に、雇用・労働環境や就業条件等の整備を図って業界の人材確保に尽力したいと考えています。 また、今日、地球保護の観点からエコロジー対策が重要な意味を持っており、更に景観の美観保持も社会生活の一環として重要視されるに至っており、当組合の果たすべき役割も重大であると認識しております。そのためには、新たな人材を呼び込み、時代の要請に応えられる業界となるべく邁進していきたいと思っています。(荒金英一理事長)。 -------ズバリ、塗装業界の魅力とは何でしょうか? 何と言っても自分達の仕事の成果を目に見えて確認出来ることです。我々は「街の美容師さん」と自負していますが、錆び付いた橋や歩道橋、マンションや一般住宅を刷毛一つで美観を保って綺麗に蘇らせることができます。皆さんから、「キレイになったね。ありがとう」と言われた時の喜びと満足感は何とも言えないものがあります。 また、塗装技能士、防水施工技能士、施工管理技士など他社多様の国家資格や技能を取得することができます、仕事を通じてスキルを磨きながら資格取得にトライして行く、実に働き甲斐のある仕事です。 そして、若くして独立して「一国一城の主」となれることも魅力の一つです。若いうちに技能を磨き、将来自分の看板を構える、これは業界では当たり前になっている夢のある業界なのです。(荒金英一理事長)。 |
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